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米軍岩国基地、民間空港再開へ-政府が正式発表
(2009年02月20日)
政府は2月16日、米海兵隊岩国基地(岩国飛行場、山口県岩国市)の軍民共用空港化を2012年度に再開すると発表した。
河村官房長官が同日の記者会見で政府方針を正式発表したもので、同基地が再び民間空港として整備されることになる。民間空港としての施設は国土交通省主体で整備し、共同使用に必要な米側との調整は防衛省主体で実施することも申し合わせた。再開時期について同長官は「2012年度を目標としている地元の要望にできる限り配慮する」と述べた。
岩国基地は1960年代半ばまで民間空港として定期便が就航していた。現在、同地域には半径100キロに空港がなく、官民一体で国に軍民共用化再開の要望を続けていた。日米両政府は2005年、同基地から1日4往復の民間機運航を認めることで合意。その後も共用化に向けての動きが進み、今年1月にはANAが岩国~羽田間の定期便就航の意向を表明した。
政府の発表を受けて岩国市の福田良彦市長は「地元関係団体や県・市の長年にわたる推進活動がついに実を結んだものとして感慨無量」とコメントした。また今月17日には岩国市と岩国商工会議所などが民間空港ターミナルビル運営会社の設立などを検討する「岩国空港開港準備協議会」を設立したことが伝えられた。
同基地の軍民共用化については米軍再編の動きに関連した反対意見もあり、地元での反応は複雑だと分析する関係者もいる。国内の米軍基地と民間航空の軍民共用は三沢基地(青森県三沢市)に次ぐ2例目。
岩国市山口県
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