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福岡空港に新滑走路建設計画案-2,500メートル平行滑走路で年18.3万回発着へ
(2010年07月30日)
国・福岡県・福岡市による「福岡空港構想・施設計画検討協議会」は7月26日、福岡空港(福岡市博多区)の滑走路増設などの空港施設整備計画「PIレポート(案)」を発表した。
同空港は滑走路1本での運用でありながら年間発着数で羽田・成田に次ぐ国内第3位、旅客数で羽田・成田・新千歳に次ぐ4位。対応能力の限界に近い混雑の解消と新規路線開設などの需要に応えるため、すでに新滑走路建設の方針が決まっている。
同案はそれに伴う施設配置・整備の計画案の詳細を報告する内容で、現在運用中の滑走路(2,800メートル)の西側に平行滑走路(2,500メートル)と誘導路を新設する案が示された。海上保安庁・市消防隊・貨物施設・航空自衛隊・米軍などの施設の移設と敷地の拡充も行う。概算事業費は1,800億円。新滑走路建設により同空港の年間発着回数は現在の14.9万回から18.3万回に増加すると予測されている。
同案は8月下旬に改めて正式な「PIレポート」として公開し、その後約1カ月をかけて地域各地で説明会やパネル展示などを開催する。一般から広く情報・意見収集を行い、内容を精査・検証したうえで10月上旬ごろ、評価委員会へ実施報告書を提出する。その後の環境アセスメントなどの手続きを経て、設計・工事の段階に進む予定。
「PI」とは「パブリックインボルブメント(住民参画)」の略で、行政による計画の策定に住民や市民の積極的な参加を募り意見交換や合意形成を行う仕組み。福岡空港構想においては、関係行政機関が2005年~2009年にかけて4段階のPIを実施、延べ1万3,451人から合計で4万3,526件の意見を集めたという。
新滑走路の実際の運用開始時期などは未定。
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