ヘッドラインニュース
羽田空港沖に「滑走路島」出現-新滑走路の建設工事順調に進む
(2009年03月19日)
羽田空港の4本目の滑走路(D滑走路、長さ2,500メートル・幅60メートル)の建設工事が、2010年10月の供用開始を目指して順調に進んでいる。
新滑走路建設は同空港の再拡張事業の一環で、国交省東京空港整備事務所が管理する。現空港の沖合約620メートルに位置し、多摩川河口に近い約3分の1は水流への影響が少ない桟橋形式となる。埋め立て部と桟橋部を組み合わせる「ハイブリッド構造」の海上滑走路は世界でもまれ。
海上工事は雨・風・気温など天候の影響を受けるほか、供用中のA滑走路を発着する航空機に影響を与えないよう巨大クレーンなどの使用にも制限がある。厳しい条件にありながらも24時間365日昼夜連続で効率的に進められる工事には、外部の建設関係者が施工技術などの見学に訪れることもある。
現在までに埋め立て部では周囲の築堤がほぼすべて姿を見せており、内部の埋め立て作業が進む。桟橋部では全198基のジャケットの60%に当たる119基の据え付けが完了(3月9日現在)。滑走路・誘導路面の床版の設置も進み、肉眼でも「海上滑走路」のほぼ全容が確認できる状態になっている。現空港と滑走路島を結ぶ接続部でもジャケットの据え付けが70%完了した。
新滑走路の供用開始後は、同空港の年間発着能力が現在の29.6万回から40.7万回に引き上げられる。1時間当たりでは810回から1,114回の増加となり、国際化が進む同空港の機能の拡大を担う。(取材協力=羽田経済新聞)
東京空港整備事務所(国土交通省)冬空の下、羽田空港新滑走路の建設工事進む-年末年始も24時間態勢で(羽田経済新聞)羽田新滑走路桟橋部に80基目のジャケット-上部面積は東京ドーム4個分に(羽田経済新聞)羽田空港、海上D滑走路建設工事の動画を公開-完成CGも(羽田経済新聞)羽田経済新聞
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://airportnews.jp/headline/199/trackback.html
アーカイブス
ANA、環境活動ページを刷新-カーボンオフセット活動への参加も可能に ANA(東京都港区)は9月1日、同社のウェブサイト「ANA SKY WEB」内の「CSR・環境活動」のページをリニューア…
JAL、10月以降の羽田空港のサービスを発表―国際線ターミナルには到着ラウンジも JALは9月3日、羽田空港(東京都大田区)の10月の再拡張・国際化に伴う、新しい空港サービスの詳細を発表した。
スカイマーク、中部国際空港に新規就航へ-29年ぶり復活の羽田線など3路線開設 スカイマーク(東京都大田区)は9月6日、中部国際空港(セントレア、愛知県常滑市)に2011年2月に新規就航し、羽田・新千…
阿蘇くまもと空港展望デッキから中秋の名月-地域おこしグループが観月会を企画 阿蘇くまもと空港(熊本空港、熊本県益城町)旅客ターミナル3階の展望送迎デッキで9月22日夕刻より、「中秋の名月」を楽しむ…
成田空港で「飛行機の見分け方」パネル展-航空科学博物館が協力 成田国際空港(千葉県成田市)第1旅客ターミナルで9月3日、「飛行機の見分け方」を伝える展示が始まった。


