ANAが日米友好強化活動とスポンサー契約-ラッピング機運航も
ANAは12月19日、日米友好関係強化のための官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」とスポンサー契約を締結すると発表した。
同活動は在日米国大使館と米日カウンシルが主導して東日本大震災復興支援を契機に開始した。同社は具体的なスポンサー活動として輸送協力を提供。「TOMODACHI」の認定を受けた「教育・研究」「スポーツ、音楽、芸術」「起業支援・指導者育成」の各プログラムに来年1年間で、10万ドル相当の支援を行う。震災被災地の学生と子どもを対象にしたホームステイや招待イベントなど、同プログラムに関連する団体渡航を対象に、特別割引なども提供する。
「TOMODACHIイニシアチブ」の理念と活動を広めようと、同活動のロゴをラッピングした機体3機(ボーイング787=2機・ボーイング777=1機)を国際線に投入。米ワシントン線・サンノゼ線などの日米路線に、12月下旬より随時運航を開始する。
同活動の統括チームメンバーのジョン・V・ルース駐日米国大使は「TOMODACHIは日米両国の若者の夢を実現するための取り組み。このTOMODACHIのロゴが描かれた最新鋭のドリームライナーは、両国の人々の絆をより強固にするシンボルとなる」とコメントしている。
ラッピング機の運航は2014年半ばまでを予定。