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成田空港で顔認証の「ウォークスルー」保安検査 NECらが職員向けに実証実験

成田空港で顔認証の「ウォークスルー」保安検査 NECらが職員向けに実証実験

日本信号が開発したゲート型爆発物探知システムのイメージ

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 NEC(東京都港区)と日本信号(千代田区)は成田国際空港(千葉県成田市)で6月14日より3日間、歩いたままでの顔認証が可能な「ウォークスルー顔認証システム」と爆発物の微粒子を高速に探知する「ゲート内蔵型爆発物探知システム」の実証実験を行う。

 先進技術を活用した空港セキュリティー検査設備を、試験的に実際の職員検査場に導入するもの。「ウォークスルー顔認証システム」は世界最高レベルの精度を持つNECの顔認証エンジン「NeoFace(ネオフェース)」を活用し、事前に撮影・登録した空港職員の顔画像とセキュリティーゲートに設置したカメラで撮影した顔画像を照合して本人確認を行う。被検査者がゲートに向かって歩く間に顔を撮影し、IDカードを読み取り機にかざす瞬時に顔認証が行われるため、立ち止まる必要のない「ウォークスルー」が実現する。IDカードの貸し借りや盗難によるなりすましによる不正通過も防止できる。

 「ゲート内蔵型爆発物探知システム」は、日本信号が日立製作所と山梨大学と連携して開発した。IDカードをゲートの読み取り部にかざした際に、高速の気流を利用して付着微粒子を採取。ゲートに内蔵する質量分析技術を用いた爆発物探知装置による分析で、爆発物の有無を3秒で探知できる。保安ゲートを通過する利用者の流れを妨げることなく爆発物探知が可能だという。

 世界的にテロの脅威が高まる中、多様な利用者が行き交う空港では従来よりも高度なセキュリティー機能の必要性が高まっている。「IATA(国際航空運送協会)が世界で推進する航空保安セキュリティー技術の高度化のための活動の一環として、空港従業員向けセキュリティー検査に顔認証および爆発物探知を追加し、運用上の効果と課題を検証する」と両者担当者。

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