関空に「ファーストキャビン」開業へ 上級「プレミアムクラス」導入も
関西国際空港(大阪府泉佐野市)内に2017年3月、コンパクトホテル「ファーストキャビン関西空港(仮称)」がオープンする。
現在、全国に8店舗展開するビジネスホテルとカプセルホテルの間の位置付けの宿泊施設ブランド。空港内施設としては、2012年に開業した羽田空港(東京都大田区)内の「ファーストキャビン羽田ターミナル1」に続く2店舗目で、早朝・深夜便利用の前後や乗り継ぎの合間にも手軽な価格で利用できる点など、羽田店と同様に多様な航空旅客に向けた利便性の高さを特徴にするという。
個室カテゴリーには従来の「ファーストクラス」「ビジネスクラス」に加え、最上級の「プレミアムクラス」を導入。広さは「ファーストクラス」のおよそ2.5倍の約3.7坪で。140センチメートルのダブルサイズベッド、専用トイレ、洗面、可動デスク、クローゼットなどを備え、個室の施錠も可能にし、従来の施設では利用が少なかったファミリーやカップル、子連れのニーズにも応えていきたいとしている。
施設は第1ターミナルビルに隣接する商業施設などが入るビル「エアロプラザ」内に出店予定。サービスと料金などの詳細は今後、決まり次第発表していく。