大韓航空、羽田空港で歴代11種のCA制服を披露-創立40周年記念で
大韓航空(KE、韓国)は3月22日、羽田空港国際線ターミナルで歴代の客室乗務員の制服を披露するイベントを開催した。
同社は創立40周年の記念イベントの一環として今月、歴代の全ユニホームを着用する客室乗務員チームを編成し、通常フライトの乗務員として1カ月かけて世界各地を巡っている。同イベントは、同チームの日本への唯一の寄港となる同日の金浦~羽田便の到着と出発に合わせて搭乗ゲートで開催したもの。
披露されたユニホームは、1969年の創設当時の鮮やかな深紅のスカートと袖なしブラウスの組み合わせに始まり、70年代の金ボタンをあしらった濃紺のジャケットとAラインのスカート、80年代のジッパー式ワンピース、90年代の濃紺のベストとジャケット、そしてジャンフランコ・フェレのデザインの青磁の色を取り入れた現行モデルなど全11種類。乗務員がファッションショーさながらのキャットウオークで搭乗を待つ乗客の目を楽しませた。ソウルに観光に出掛けるという都内の女性は「きれいな制服を身にまとった客室乗務員を見て韓国旅行の気分が盛り上がった」と笑顔で写真撮影に興じていた。
同社では創立40周年の同イベントに合わせ4月1日~5月31日、ホームページで「大韓航空にベストマッチする制服を探せ!」と題した制服の人気投票を実施。応募者の中から抽選で160人に同社のオリジナルグッズをプレゼントする。
同社は現在、韓国から日本国内の15空港に旅客便を運航する。6月に開港する静岡富士山空港への就航も発表している。